自家発電におけるバッテリーの重要性(改)


はじめに

太陽光パネル 2枚 (200W) を自宅に設置して早いもので半年を迎えようとしています。

今のところ目立った問題点もなく順調に発電中ですが、日中に電力を消費していないとバッテリーがすぐに満充電になってしまい、太陽光が有効的に使われているか疑問です。

また、夜にバッテリーを使う場合は、翌日曇っていたら充電できませんので、実際に夜バッテリーを使うことはありません。

晴天日にバッテリーへ充電していて電力を消費する場合も、「くもりが頻繁に出る状況」や「夕暮れ時」など常に太陽が出ているか気を使っていなければならず、かなり苦労します。

家電の消費電力にも注意しなければならず、消費電力が大きい家電はバッテリー電圧が一気に下がるため、すぐに警報で放電ストップになってしまいます。

ここまでの内容で太陽光発電の難しさが伝わったと思われます。

実際にどうすればよいのか

実際に「太陽がある時」と「太陽がない時」の発電量差は大きく、ここが問題となります。

何故なら、むやみにパネルを増やすと晴天日では、すぐに充電が完了してしまい、ピークカット(充電されなかった電力)状態が続くようになります。

逆に、パネルが少ないと曇天日にまったく充電されず、日中の電力消費を止めなければならないということになります。

では、どうすればよいのかというとバッテリーの容量を可能な限り増やしていくことが最良だと思います。

できれば、日射量が少なくても一日中電力消費が可能なバッテリー容量が望ましいのですが、かなり大規模になります。

太陽光パネルはあとで設置するバッテリーへの充電速度に見合うように追加していくことだと思います。

また、バッテリー容量を大きくすることでピークカット(充電されなかった電力)の無駄を無くすこともできます。

消費電力の大きな家電もバッテリー容量が大きければ電圧は一気に下がらないので、その効果もあります。

こういったことで、バッテリーに余裕がなければ、かなり苦労することがわかります。

現状と今後について

現状では太陽光パネル100Wが2枚の200W、バッテリー12V28Ah(5HR)が4台、12V36Ah(5HR)が1台で合計容量148Ahになります。

12V148Ah(5HR)は5時間で1776Whの消費電力となりますので、1時間で355Wh までしか使えないということになります。

例えばコタツがおよそ360Wの消費電力だとしたら約5時間つかえるということです。

また、消費電力1000Wを超えるような家電(湯沸かし器など)は電源を入れた直後に電圧が下がりすぎて使えません。

ということでバッテリーの容量は最低3000Wh(5時間)を目標に増やしていきたいと思います。

太陽光パネルについては発電量200Whですので3時間として600Whとなります。

そのため一日では充電が完了しない可能性があります。

本来ならば充電装置に合わせてパネルも追加する必要がありそうですが、充電を一日で終えることが目的ではないので保留します。


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