ボックス組み立てから実用性評価まで
令和2年4月7日(火)
・ボックスを軽トラック荷台への設置
ボックスを軽トラックの荷台で組み立てていく作業手順
- 土台(床)となるパネルを並べます。
- 土台(床)パネルの溝に側面となるパネル(*3枚)を立てます。
- 立てた側面パネル(*3枚)の上に天井(屋根)となるパネルを載せます。
- 天井(屋根)パネルがしっかりと溝に収まったら最後の側面パネルを入れる。
*天井(屋根)パネルを載せるためにボックス内側の足場が必要となるため。
組み立て・設置作業については、男性でも結構大変な作業でしたので、軽量化は必須であると感じました。とにかく天井(屋根)パネルが重くて大変でした。
・走行テスト、耐候性テスト開始
主な評価項目として
- 平坦な道での振動
- カーブ(曲がり角)の揺れ
- 悪路(砂利道など)での振動、揺れ
- 起伏のある道路での飛び跳ね
- 急坂や急斜面での落下
急坂・急斜面での走行テスト以外は特に問題なかったと思います。心配していた天井(屋根)パネルの飛び跳ねは、ほとんど見られませんでした。
・耐候・耐久性テスト開始
主な評価項目として
- 外壁ベニアなどの剥離
- 雨漏り
- 天井(屋根)の外装剥離、劣化
- 溝の部分が広がって振動が大きくなる
- パネル腐食、劣化
など、形状変化はすべて含みます
結果は以下の通りに最悪の事態となりました。
その後の状況
令和2年4月9日(木)
・つなぎパネルから雨漏り
ボックスを一旦回収して修理する。
内容:つなぎパネル上部に隙間があり、雨漏りしたことが判明。隙間をなくすようパーツの追加取り付け。
大きい隙間はなくなったのだが、やはり独立したボックス同士をつなげるので完全に隙間が塞がったわけでなく、トラックシートか隙間を塞ぐパーツが必要となる。
令和2年4月14日(火)
・激しい雨で土台パネルの溝に水が溜まる 耐候性テスト中断
この影響で後方パネルのプラダンが剥がれたため、ベニアへ貼り替えました。
内容:扉部のベニアとプラダンの張替え(プラダンはベニア2.4mmへ取り替える)。後方パネル本体のプラダンをベニア2.4mmへと張り替える。
剥がれた原因がコーキング剤の種類によるもので、油性コーキング剤が接着しないということを実感しました。
シリコンシーラントは接着しますが、やはりプラダンではすぐに剥がれてしまいました。ですので全パネルをベニア2.4mmへ貼り替えることにします。
また、土台(床)パネルの溝に水が溜まらないように穴を開けるようにします。
・全パネルの貼り替え、土台(屋根)パネル穴あけ
内容:全パネルの内装プラダンを剥がして、ベニア2.4mmへ貼り替える。その後で壁紙を貼る。土台(屋根)パネルの溝にドリルで穴をあける。
シリコンシーラントをきれいに剥がすために多くの時間を必要としました。しかし、仕上がりは思った以上に良くて、最初からこうすれば良かったと反省してます。耐候性テストは、しばらくして再開しようと考えてます。
まとめ
今後の予定:とりあえず作業を一旦終了します。今後は内装を中心に改良していきます。