今回は猫のトイレについて、これまでの生活の中で気づいたことや考えたことについてまとめてみました。
猫のトイレの問題点
猫との生活の中で、もっとも難題となるのがトイレだと思っています。
もし、トイレがなければ部屋の隅や見えにくいところでやりますので、いつまでも匂いが残り大変です。
外に出られる猫もどこかで糞尿を排出していますから、近所迷惑にもなりますし、なるべく自宅にトイレを設置することをオススメします。
猫のトイレを自宅に置く場合もっとも難しいのは砂(ペレット)の選択だと思いますが、砂の種類によって効果が違うので、事前に調べておくことが大切です。
猫のトイレは大きく分けて、鉱物系と木(紙)系に分けられるのですが、匂いが気になる場合は鉱物系をお薦めします。
匂いより、部屋中に砂が飛び散ることを嫌うなら、木(紙)系のトイレを選びます。
その他、猫砂を補充したり交換する煩わしさが気になる方には一ヶ月交換不要なものなどあります。
私自身これまでは試行錯誤しながら、いろいろな猫砂を選んで使ってきましたが最終的に鉱物系(ゼオライト)に落ち着きました。
理由は ”安価” であるということ、鉱物系(ゼオライト)の 「よく固まる」性質から ”消臭効果” が絶大であることです。
その代わりに砂の飛び散りがひどく、特に鉱物系は粒子が細かいので、砂ホコリのように堆積してしまい、あらゆるところに入り込みます。
そのため猫砂を置くための専用の部屋を作り、部屋の外への飛び散りを最小限にすることが大切です。
ただし、専用部屋はなかなか難しいので、猫砂トイレの周りをマメに掃除するとか、マットなど敷き詰めてトイレの外へなるべく砂を出さないようにする必要があります。
その他に紙系、木系のペレットの猫砂も使ってみましたが、固まりにくく臭いが残りやすいように感じました。
また、尿シート、長期間交換不要のペレットタイプの専用トイレも使ってみましたが、猫がトイレで排泄しなくなったため、このトイレを使うことはなくなりました。
ただし、5年ほど前のことなので今はだいぶ良くなっているかもしれませんので、そのへんは各自でご確認下さい。
ということで、猫のトイレの問題点は猫砂(ペレット)を選択する難しさにあり、猫砂により利点と欠点があるということでした。
理想の猫トイレとは
まずは理想の猫トイレを考えてみました。
- 臭わない
- 砂(ペレット)の飛び散りがない
- 猫がトイレを嫌がらない
- 安価である
ここで現在ホームセンターで売られている商品の種類を調べてみました。
- 再生紙(7リットル)¥398
- ひのき(7リットル)¥498
- おから(7リットル)¥598
- シリカゲル(5リットル)¥798 1ヶ月交換不要
- ベントナイト(8リットル)¥378
- おがくず+ベントナイト(8リットル)¥398
- ゼオライト+シリカゲル(3.8リットル)¥1180 1ヶ月交換不要
目についただけでも、これだけ多くの種類がありました。
この中で ”1ヶ月交換不要” のものは ”専用トイレ” と ”尿を吸収するシート” を別途購入する必要があります。
ですから1ヶ月交換不要とはいえ、尿シートを定期的に買わなければならないのでコストパフォーマンスとしては割高になります。
ということで糞尿を「しっかり固めて臭いを漏らさないようにする」にはベントナイトを使った猫砂一択ということでしょうか。
再生紙とひのきについては、一度使ってみた感想として「糞尿が固まりにくく臭いが残る」という印象でした。
ただし、再生紙は「トイレに流せる」、ひのきは「燃えるゴミで出せる」ということなので良い点もあります。
また、部屋が砂まみれにならないという利点もあります。
まとめると「固まり、消臭」を優先すれば ”ベントナイト” で、「後処理の手軽さ、部屋が汚れない」ことを優先すれば ”再生紙” や ”ひのき” になります。
一見理想型のような ”おがくず+ベントナイト” ですが、結局は双方の利点を活かせていないという印象があり、今も使っていません。
まとめ
今回は、私が結構悩んでいた猫トイレ・猫砂の問題について取り上げてみましたが、結局は個人の考えや住んでいる環境によって選ぶことが大切だと思います。
例えば、部屋数が少なく狭い部屋に猫トイレを置く場合は「生活環境の至るところに砂ホコリが入り込む」ので、鉱物・ベントナイト系を選ぶことを絶対に薦めません。
また、紙系、木系は「尿が固まリにくい」「臭いが残りやすい」ことですが、換気扇の下に猫トイレがあれば、迷わず選ぶことをお薦めします。
ということで、猫砂の選択は環境に合わせて柔軟に対処していくことが大切だと思います。