usb diskの入れ替えのため初期化からフォーマットまでの備忘録です。
USBディスクの初期化
usbデバイスの確認
$ lsblk
初期化するusbをアンマウントします
$ sudo umount /dev/sdf1
usb disk 内のすべてのデータを0で置換する
$ sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdf bs=4k status=progress && sync
新しいパーティションを作成する
パーティションテーブルは、「fdisk」コマンドでUSBメモリー上のボリュームを管理します。
$ sudo fdisk /dev/sdf
fdiskコマンドについて
「fdisk」は、パーティションの作成や削除などに使うコマンドです。
LinuxではHDDなどの記憶装置を論理的に分割して利用します。
分割された領域をパーティションと呼び、パーティションの位置や長さなどの管理情報(パーティションテーブル)を、パーティションとは別の領域に記録しています。
パーティションを管理する方式は大きく2つあります。
- MBR(Master Boot Record):fdiskなど旧式、管理可能なパーティションのサイズが最大2TBまで
- GPT(GUID Partition Table):新しい方式、管理可能なパーティションのサイズに、ほぼ制約なし
いずれも内部にパーティションテーブルを含みます。
$ fdisk [デバイス] は対話モードで 起動します。
主なコマンド
コマンド | 意味 |
---|---|
m | 対話モード用コマンドを一覧表示する |
p | パーティションテーブルを表示する |
v | パーティションテーブルを検査する |
n | 新しいパーティションを作成する |
a | ブート可能フラグを切り替える |
d | パーティションを削除する |
w | パーティションテーブルの変更を保存して終了する |
q | パーティションテーブルの変更を「保存せずに」終了する |
「n」キーで新しいパーティションテーブルを作成する。(usb disk上のボリュームを管理)
パーティションタイプ:p(既定値)
パーティション番号:1(既定値)
最初のセクタ:2048(既定値)
Last sector : 15597567(既定値)
すべて既定値を入力して「w」キーで書き込み終了
新しいボリュームをフォーマットする
「lsblk」コマンドで新しいボリュームを確認する。
FAT32でボリュームをフォーマットするには、以下のコマンドを入力します。
$ sudo mkfs.vfat /dev/sdf1
フォーマット完了後にusbを安全に取り出すコマンド
$ sudo eject /dev/sdf
参考:ubuntuでusbメモリーを初期化する方法
https://www.wikihow.jp/Ubuntu%E3%81%A7USB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%92%E5%88%9D%E6%9C%9F%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B
まとめ
今回はターミナルでusb diskの初期化を行いましたが、デスクトップからディスクユーティリティを利用して初期化する方法もあるようです。
機会があればやってみようと思います。